今回は久しぶりのMMA樹脂系塗床です。
燕三条I・C近く某ガソリンスタンドのサービスピット部における改修塗床になります。
燕三条I・C近く某ガソリンスタンドのサービスピット部における改修塗床になります。
写真でもわかりますが、結構年季が入った油も染みついている強化コンクリート下地です。
まずは、下の写真のように、ライナックス機で念入りに研磨していきます。難接着下地と言われるうえに更にオイルが・・・(涙)清掃後はプライマー(接着剤)を塗布するのですが、ある程度予想していた通り、油分が邪魔をしてプライマーを弾いてしまいました。そのまま塗り重ねると、接着性が悪くなるのはもちろんですが、MMA樹脂の場合、硬化不良が起きやすく施工不良に繋がる為、再度プライマーを塗布します。
MMA樹脂系塗床は、とにかく硬化速度が速い!そしてエポキシ樹脂より衝撃に強い!と言う特徴があり、主にサービスピットや厨房に多く使われていました。しかし、デメリットとして「とにかく臭い!!」と言う難点があり、最近の厨房などは水系硬質ウレタン系塗床が主流です。